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ジャニーズにまつわるオタク用語〜ジャニーズファン編〜
普段の会話や、SNSで使用されるジャニーズ界隈特有の「オタク用語」。
字面から何となく推測できるものもあれば、まったく意味が想像できないものもあり、分からないと話についていけなくて困ってしまいますよね。
この記事では、ジャニーズに関するオタク用語の中でも「ジャニーズファンに関する用語」について、使用例も併せて解説していきます!
自担(じたん)・担当(たんとう)・〜担(〜たん)
「自担」とは「自分の担当(メンバー)」の略で、自分の好きなタレントを指す言葉です。
「担当」も「自担」と同じく、自分の好きなタレントを指します。
「〜担」とは「〜担当」の略で、ある人物を応援する自分を指す用語です。
上記はすべてジャニーズタレントファンが使用することが多い用語ですが、他の界隈で使用されることもあります。
基本的に「(人物名)担」のように特定の1人の人物を指すことが多いですが、「(グループ名)担」のようにグループ名に対して使用することも可能です
<使用例>
- 「自担が今日もカッコ良すぎる!」
- 「担当の舞台が決まったんだよね!嬉しい〜!」
- 「今日会社で〜〜担の人とお近づきになれちゃった♪」
- 「私オタ友が全然いないんだよね…〜〜(人物名 or グループ名)担さんと仲良くなりたい…!」
同担(どうたん)⇔他担(たたん)
「同担」とは「同じ担当」の略で、同じタレント・グループを応援していること、すなわち「担当が同じであること」および「同じ担当を応援しているファン」を指します。
反対に「他担」は「担当が他の人物であること」「他の担当を応援しているファン」を表します。
<使用例>
- 「昨日のライブ、左右両方とも同担さんだったんだよね(笑)」
- 「昨日〜〜くんが地上波テレビに出演したんだけど、他担さんにも自担のダンスの上手さを知ってもらえたの嬉しい!」
同担拒否(どうたんきょひ)⇔同担歓迎(どうたんかんげい)
「同担拒否」とは同じタレントを応援している人を受け入れることができないという意味です。
同じ人物を応援する他のファンと交流を持ちたくないというスタンスを示す際に用いられます。
先に「担当」は特定の人物だけでなく、グループにも使用できると説明しましたが、「同担拒否」という場合の「担当」は特定の"1人"の人物を指すことが多いです。
「同担歓迎」とは「同担拒否」の対義語で、同じタレント・グループを応援しているファンと積極的に交流したいという姿勢を指します。
どちらも主にSNSのプロフィール欄で使用されることが多い用語です。
<使用例>
- 「同担拒否なので、〜〜担さんとはお友達になれません」
- 「同担・他担どちらも歓迎!特に〜〜(人物名・グループ名)担さんのお友達探し中なので仲良くしてください♪」
強火担(つよびたん)
「強火で担当をしていること」の略で、つまりは強い熱量で担当・自担を応援するファンのことを指します。
我々一般人ファンだけでなく、ジャニーズのタレントに対して使われることもよく見られる用語です。
有名どころだと、KAT-TUNの上田竜也さんは嵐の櫻井翔さんの強火担だったり、Hey! Say! JUMPの知念侑李さんは嵐の大野智さんの強火担のように称されることが多いです。
<使用例>
- 「〜〜くんは本当強火〜〜(人物名/グループ名)担だね、またブログに名前出してたよ(笑)」
事務所担≒DD
ジャニーズ事務所という単位で応援することやそういったファンを指します。
特定のジャニーズのタレントやグループだけではなくて、ジャニーズ事務所関連のアイドル全般を応援しているという意味で使われます。
「担当」や「推し」がある程度の熱量を持って応援するのに対して、「事務所担」の場合は、「浅く広くジャニーズ事務所に関連するタレントがある程度好き」という温度感のことがほとんどです。
また、類義語に「DD」というものがあります。
これは「誰でも大好き」という言葉の略で、色々なグループを応援していたり、ジャニーズであれば誰でも大好きであるというような人を指します。
<使用例>
- 「事務所担だから、私めっちゃジャニーズの曲詳しいよ!」
- 「事務所担じゃないから、他のグループのこと聞かれても全然分からない…」
- 「私DDだから、軽率に色んなグループにハマっちゃう」
担降り(たんおり)・担替え(たんがえ)
「担降り」とは「担当を降りる」の略で、ある人物・グループを応援するのをやめることを指します。
「担替え」とは「担当を替える」の略で、応援する人物を乗り換えることを指します。
上記2つの用語はほぼ同意義で、明確な言葉の使い分けの定義はありませんが、「担降り」の場合は、その後応援する対象がまだ定まっていない時に主に使われます。
一方で、「担替え」の場合は、次に応援する対象が既に決まっている際に使われることが多いです。
<使用例>
- 「〜〜くんを応援することに疲れてしまったので、担降りします」
- 「友達の付き添いで行ったライブでまんまと〜〜くんに担替えしてしまった…」
担タレ
「担当しているタレントにファンが似ていくこと」の略で、好みや癖などが応援しているタレントに似ているファンを指します。
自担が好きな食べ物を食べたり、自担が持っているものを所持したり、自担と喋り方や性格など、色々と真似をしているうちに気づくと応援するタレントと自分が似てきたりするところから由来する言葉です。
<使用例>
- 「昨日10時間ぶっ通しでゲームしちゃったんだけど私担タレじゃね(笑)」
- 「担タレ目指したいから、私も自担と一緒に勉強頑張る!」
推し
「自担」「担当」とほぼ同期で、応援している対象の人物やグループ名を指します。
「自担」「担当」が主にジャニーズ界隈で多く使われるのに対して、「推し」は幅広い界隈で一般的に使用されている用語です。
明確な使い分けの定義はなく、人それぞれ解釈に違いはありますが、「自担」「担当」よりもややライトに応援をしているという場合に使用されることが多い傾向にあります。
そのため「自担」がいながらも、他のグループに「推し」がいるという人もいます。
また、人物本人に対してだけでなく、タレントの髪型や服装などについて「これが好きである」という気持ちを表すこともできます。
<使用例>
- 「推しが今日も可愛すぎて困る」
- 「〜〜(グループ名)だったら、〜〜くんが推しかな!」
- 「私〜〜くんのロン毛推しなんだよね!だから髪切っちゃったのちょっとショック…」
単推し⇔箱推し
「単推し」とは、グループ全体ではなく、特定の人物のみを推していることを指す言葉です。
反対に「箱推し」は、特定の人物ではなく、ユニット・グループ全体が好きである・応援しているという意味の言葉です。
「〜〜(人物)推し寄りの、箱推し」のように使用されることもあり、グループの中に特定の応援するメンバーがいながらも、グループそのものが好きである場合に用いられます。
<使用例>
「私箱推しでグッズも毎回全員分買っちゃうからお金がやばい(笑)」
「〜〜くん推しだけど、でもやっぱ箱推しだな!グループとして活動している〜〜くんが好き!」
オンリー・アンリー
「オンリー」は、「箱推し」や「事務所担」の対義語に当たる言葉で、特定の1人およびグループだけを応援しているファンのことを指す言葉です。
主にグループの中の特定の1人だけを応援しているファンを指すことが多いですが、文脈によっては特定のグループだけを応援している場合を指すこともあります。
「アンリー」は「アンチ」と「オンリー」が掛け合わさってできた語で、オンリーの中でも、自分の応援するタレント以外に対してアンチになってしまうファンのことを指します。
<使用例>
- 「〜〜(自担)くんのオンリーだから、同じグループなのに〜〜(自担以外のメンバー)くんがドラマ決まったのまったく知らなかった(笑)」
- 「〜〜くんのアンリーファンのツイート内容が誹謗中傷だらけだったから通報してきた」
掛け持ち
複数の人物やグループを同時に応援していること、つまり「自担」「推し」が複数いることを指します。
ジャニーズの中だけではなく、ジャニーズと他界隈に「推し」がいる場合に「掛け持ち」と表現することもあります。
過去には「浮気者」のようなイメージがついていて、一途に1人の人物・グループを応援している人々からあまりよく思われなかった時代もありましたが、現在では「掛け持ち」をする人も増えてきたため、一般的な行為として容認されるようになってきています。
<使用例>
- 「〜〜(人物/グループ名)と〜〜(人物/グループ名)掛け持ちですが、仲良くしてください!」
- 「私声優の〜〜さんと、ジャニーズの〜〜くんの掛け持ちで、最近現場立て込みすぎててお金やばいよ(笑)」
自軍(じぐん)・自グル(じぐる)・自ユニ(じゆに)⇔他軍(たぐん)・他グル(たぐる)
「自担」が応援している特定の1人または特定のグループを指すのに対して、「自軍」は”軍”という字からも分かるように、複数形なので、応援している”グループ”を指す言葉です。
「自分が担当しているグループ/ユニット」の略で「自グル」「自ユニ」と言われることもあります。
対義語となるのは「他軍」「他グル」で、自分が応援しているグループ以外のグループを指します。
「自軍」「自グル」は同じくらいの頻度で使われる印象ですが、他のグループを指す場合は「他グル」が一般的に使われやすいです。
また、SNSなどで、グループは「G」と略されることもあり、「自G」「他G」のように表記することもあります。
<使用例>
- 「昨日自軍のライブ行ってきたんだけど、やっぱ最高だわ!!」
- 「他Gと比べて、自Gの衣装なんかギラギラしてるんだけど(笑)」
新規(しんき)⇔古参(こさん)
「新規」とは「新規ファン」の略で、最近ファンになった人、ファン歴が浅い人を指す言葉です。
一方で、「古参」は「古参ファン」の略で、昔から特定の人物やグループを応援している人、ファン歴が長い人を指します。
どれくらいの期間応援していれば「古参」なのかについては明確な定義はありません。
ちなみに、古くから応援している方が、新規ファンの人に対して、グループの歴史などの知識をひけらかしてマウントを取ることは「古参マウント」と呼ばれ、疎ましく思われる行為です。
<使用例>
- 「まだまだ新規なので、古参の皆様色々教えてもらえたら嬉しいです!」
- 「なんか昨日SNSで知らない人に『新規の人はこんなことも知らないのね』って古参マウント取られた」
出戻り
一度はファンを辞めたものの、再びファンに戻ることを指します。
「出戻り」と名詞で使用したり、「出戻りファン」のように形容詞、「出戻る」のように動詞で使用することも可能です。
ジャニーズ以外の界隈でも一般的に使われる用語です。
<使用例>
- 「一度は担降りしたけど、やっぱ離れられなくて結局出戻りしました」
- 「出戻りファンで恐縮ですが、ぜひ絡んでください!」
リアコ・リア恋(りあこい)・ガチ恋(がちこい)
「リアコ」「リア恋」とは「リアルで恋をしている」の略で、自担に対して応援の感情を超えて、本気で恋愛感情を抱いている人のことを指します。
同じ意味で「ガチで恋をしている」の略で、「ガチ恋」と言われることもあります。
アイドルとしてではなく、1人の男性として、恋愛感情を持っている場合が多く、中には「同担拒否」という方も見られます。
また、ファンに対してだけではなく、タレントに対して「リアコ枠」「リアコ担当」のように使われることもありますが、その場合は「この人と付き合いたい」「恋人になりたい」「結婚したい」のように思わせる魅力がある人物であることを意味します。
「リアルに恋に落ちてしまいそうな行動」などに対して使用される場合もあります。
<使用例>
- 「〜〜くんリアコなので、同担さんはフォローお断りです」
- 「〜〜くんガチ恋すぎて、現実で彼氏ができない…」
- 「さすが〜〜(グループ名)のリア恋担当だわ」
- 「〜〜くん女の子が多い現場だと、人見知り発動して楽屋こもっちゃうとかリアコすぎる」
量産型オタク
みんなで同じブランドの同じようなファッションや同じような髪型、同じようなグッズを身に纏ったファンを呼ぶ呼称です。
「量産型」「量産」と略して呼ばれることもあります。
また、量産型オタクの方が着る服を「量産服」のように表現します。
<使用例>
- 「次の現場何着よう、やっぱ量産かなぁ」
- 「量産型オタクだから、リボンと厚底が手放せん」
茶の間
コンサートやイベントなどのいわゆる「現場」に行かず、テレビを見て応援しているファンの呼び方です。
「茶の間」がテレビを見る場所というイメージ強いところから由来しています。
日常的にテレビで応援している人だけでなく、開催中のコンサートやイベントに行けなかった人を「茶の間」と呼ぶこともあります。
<使用例>
- 「仕事柄、今のご時世は茶の間待機せざるをえない…」
- 「学生だから基本茶の間だけど、受験が終わったら現場行きたい!!」
沼・沼入り
「沼」とは、何かにどっぷりハマってしまうこと、またはハマってしまうような対象そのものを指します。
「沼る」のように動詞として使われることもあります。
「沼」は名詞/動詞として使えるのに対し、「沼入り」とは動詞で何かにどっぷりハマってしまう行為を意味します。
一度入ってしまうと、そこが深く抜け出せないというところから由来しています。
ジャニーズ界隈だけでなく、他の界隈でも一般的に使用される言葉です。
<使用例>
- 「〜〜くん、まじ沼だわ…一生抜け出せる気がしない…」
- 「ドラマ見たら完全に〜〜くんに沼った」
- 「最近、友達の影響で〜〜(グループ名)に沼入りしたんだけど、この沼深いわ」
オタ卒(おたそつ)・ヲタ卒(おたそつ)
「オタクを卒業する」ことの略で、何らかの事情でジャニーズファンであることを辞めるという意味です。
一般的には、オタク自体を辞めることを指しますが、文脈によっては「〜〜オタ卒」のように、特定の人物やグループのオタクをやめることを表す場合もあります。
<使用例>
- 「結婚がきっかけでオタ卒しちゃったんだよね」
- 「もういい歳になるんだけど一生ヲタ卒できる気がしない…」
デレ期⇔冷め期
「デレ期」とは「デレデレ期間」の略で、自担に対していつも以上に「デレデレの状態」「とにかく大好き」という期間を指します。
また、普段クールな印象のタレントが他のメンバーに絡むことに増えるなど、「甘えたいモード」、いわゆる「デレデレモード」に入っている場合に「デレ期」と表現することもあります。
一方で、「冷め期」とは自担に対して熱が冷めてきた時期のことを指します。
<使用例>
- 「最近ちょっと他グルに浮気してたんだけど、自軍のライブ行ったら一気にデレ期に戻った」
- 「なんか最近〜〜くんが〜〜くんによくくっついてるんだけど、デレ期来た??」
- 「〜〜くん冷め期入っちゃって、最近全然雑誌とかテレビとか追ってないや」
ジャニーズファンに関する用語紹介まとめ
この記事では、ジャニーズにまつわるオタク用語の中から、「ジャニーズファン」に関する用語について紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
全部分かったあなたは、立派なジャニオタマスターですね!(笑)
今回初めて知った言葉があったという方は、ぜひ覚えてSNSなどの会話でも使ってみてください♪